大学の数学の講義がわかりにくいときの対処法

どうも、木村(@kimu3_slime)です。

大学に入学して、いざ講義・授業を取ってみると、高校までに比べてとてもわかりにくかった。そんな経験をしたことがある人もいるでしょう。

今回は、理工系の大学、理学部数学科で数学を学んだ僕が、その対処法を紹介します。

 

講義の当たり外れは激しい

まず、数学に限らず、大学の講義の当たり外れは激しいです。たとえ同じ授業名であっても、担当する教員によってわかりやすさは全く変わります。

僕が体験したハズレっぽい講義だと

  • 高速で板書を書いていき、多くの人がついていけない
  • 教科書か講義ノートの丸写し、スライドの読み上げ
  • 「これは当たり前ですね」(わからない)
  • わかる学生だけがついてこいという姿勢
  • 講義に関係のない雑談が多い
  • 文字が汚すぎて何が書いてあるか読めない
  • 対象者が数学科の学生だけではないのに、数学科のスタイルの講義

といった感じ。

数学に限らず、わかりにくくてがっかりした講義は正直あります(笑)。でも、それは片手に収まる程度。その分、良い講義もたくさんありました。ピンきりです。

講義は人によって合う合わないがありますし、僕はこれらを必ずしもハズレとは思わないです。「味のある」講義も、大学を卒業すれば良い思い出となっています。そのまんまに役立つだけが、講義ではないでしょう。とはいえ、限度がありますが……。

 

大学の講義は、高校までのようにカリキュラムがガチガチに組まれてるわけではありません。話題選びから難易度まで、良くも悪くも指導者の裁量が効きます。

また、大学の教員のポストを得るにあたり、教育能力はさほど問われないのが現状ではないでしょうか。まず第一に研究者であり、研究実績を問われるのが基本です。例えば、小学校・中学校・高校の教員になるための、教員採用試験のようなものは通っていないのです。

行き届かない人への気配りがあった小中高とは、雰囲気が違うんですよね。それも含めて大学だとは思います。

 

そもそも内容が難しい

授業がわかりにくいと感じるのは、そもそも内容が難しいから、という可能性があります。

例えば、授業で指定された教科書を、早い段階でチェックしてみてください。自分で読みすすめることはできるでしょうか。

悲しいことに、僕は最初のうち、結構できませんでした(笑)。難しい教科書を選んでいたのかもしれません。そもそも、大学数学の教科書は、高校数学の教科書とまるでスタイルが違う部分があります。このスタイルの違いに慣れるのにも、僕には時間がかかりました。

参考:大学数学の教科書(数学書)が難しいのはなぜ? 読み方を考える

 

基本として自分で勉強するものである

講義がわかりにくい。もうそれは仕方ないです。必修・準必修科目ならば、取らなければならないでしょう。

そのわかりにくさを、教員のせいにしても(それが正しいとしても)、状況は良くなりません。

少し厳しいと感じるかもしれませんが、そもそも「誰かに教えてもらって勉強するという枠組みから抜け出すのが、実は大学で学ぶ第一歩なのです。

大学を卒業した今となっては、「講義に頼らず、自分で勉強するなんて当たり前。講義は自分の学習をすすめるためのサポートに過ぎない」と思っていますが、大学入学したてのときはそうでもなかった気がします。誰かが、何かの教科書が親切に教えてくれるんじゃないか、と。

わかりやすい講義や教科書は確かにあるでしょうが、それは自分で探さなければならないのです。図書館に行って、良い本がないか、探して見比べてみましょう。わからない内容は、友達や教員、(あれば)数学相談室に相談しにいきましょう。

学生・大人になれば、周りの人は自分のことなんて誰も気にしません。自分の学習度合いの面倒を親身に見てくれる、保護者や先生は(普通は)いないのです。他人に頼るということを含めて、自分でどうにかしなければ、何も状況は良くなりません

参考:大学の数学の勉強についていけなかった経験談、その解決法

 

とはいえ、「自分で考えて勉強していくしかないよ」と言われても、いきなりは難しいものです。

自分なりにできることを試しながら、たとえわからなくても講義に出て、雰囲気を感じ取ると良いでしょう。わからないと感じること自体は悪いことでなく、何がわからないかを把握することで、「わかる」段階につながっていきます。

数学の理解ならば、特に演習科目の時間は勉強になります。数学の問題の質問も、しやすいですし。

基本的なレベルでの大学数学の独学の方法は、「大学数学を独学するための方法・考え方」にて紹介しています。

大学1年でよく扱う数学、線形代数、微分積分、統計学については「大学入学前に数学を予習したい人におすすめの本・勉強法」にて紹介しています。教科書選びの参考にしてみてください。

 

以上、大学の数学の講義がわかりにくいことがよくある話と、その対処法を紹介してきました。

わからないと思うのは、自然で大事な気持ちです。すぐに焦らなくて大丈夫。ぜひ講義にくじけずに、自分で学ぶ能力を、大学生のうちに身に着けてみてください。一生の宝になると思います。

木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。

 

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