どうも、木村(@kimu3_slime)です。
数学における^記号の意味、読み方を解説します。
数学における^記号の意味、読み方
^記号は、数学においてはべき乗(掛け算の繰り返し)の指数を表すために使われます。
例えば、\(3^2=3\times 3\)という式において、左辺の上付きの文字を表すために3^2と書かれます。\(x^2 \)ならx^2ですし、\(e^{-x^2}\)ならe^{-x^2}です。
^記号は、サーカムフレックス、キャレット、ハット記号と呼ばれます。
僕の日本語話者との経験では、ハット記号と呼ぶのが一番伝わりやすいかと。ただし、3^2と書かれていたら、「さんのにじょう」と読むでしょうが。
一般には、ラテン文字「â」におけるアクセント記号や、顔文字「^^」に使われている記号ですが、数学ではべきの指数を表すために使われています。
コンピュータにおける計算でも、ベキを表すために、^または**が使われます。例えば、「3^2」とGoogle検索してみてください。
また、このサイトで使用している数式をきれいに表示させるための\(T_E X\)という言語でも、3^2と内部的に書くことで上付き文字\(3^2\)が表示されます。
ワードソフトや\(T_E X\)を使わない普通の文章では、上付き文字を使うことができません(できたとしてもめんどくさいことも)。そのようなときに、\(10^{10}\)のことを
\[ \begin{aligned}10\times10\times10\times10\times10\times10\times10\times10\times10\times10\end{aligned} \]
と書いたらわかりにくいです。10^10 と書かれれば、意味するところはわかりやすいですよね。
他にも、\(\sqrt {3}= 3^{1/2}\)という関係性を使えば、3^{1/2}と書くことで、ルート記号を使わずにルートを表現できます。
^記号の意味と使い方、伝わりましたでしょうか。
木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。